建物の建築図・設計図を基に鉄骨の加工図を作成する仕事。デザイナーが描いた意匠構造図を工場で作る製品の加工図に落とし込んでいきます。作図には最新のS/F CADシステム REAL4という鉄骨専用のソフトを用います。
お客様と工場を繋ぐ架け橋。見積もりや積算、日程調整や外注管理など、実際に工場での生産をサポートして、受注から納品までの全体を管理します。当社の業務の中でもっとも重要な部署で、現在、少数精鋭が行っています。
建築鉄骨の生産に必要な材料、工具、消耗品の発注・管理は、材料に関する知識はもちろん、納期や価格を見極めて適切に発注する必要があり、正確性も求められます。経理や総務も行う部署で、会社全体をサポートしています。
設計が描いた図面に従い材料を切断、穴開けするのが一次加工。加工には専用機械を用い、そのオペレーションが主な業務です。機械の操作は免許不要ですが、鋼材を機械に据えるための免許は随時取得するよう指導しています。
一次加工した材料を図面通りに組むのが鉄工の仕事です。仕上げの溶接に渡す前段階として、仮止めの溶接までを行います。図面を読み解く力、図面通りに組み立てる力を身につけて、柱や梁などを組んでいきます。
鉄工が組んだ仮止めの溶接を完全なものに仕上げていくのが溶接の仕事です。順番や温度の上がり過ぎによる変形など起こらないように留意しながらの熟練の職人仕事が必要。最難関のAW検定工場溶接技能者が指導します。
品質を前面に押し出す神崎クオリティーの根拠を担う部署。資格取得者が図面通りの仕上がりか、溶接がきちんとできているかを目視で確認するほか、見た目ではわからない内部の異物や傷を調べる超音波検査まで行います。
組み立ての作業効率にも関わってくるため、現場とコンセンサスを図りながら出荷表を作成。完成した柱や梁などの鉄骨製品を手配したトラックに積み込み、施工現場までスケジュールに沿って問題なく安全に運ぶ仕事です。
建設現場で、鉄骨製品を高い精度で法定通りに建てる仕事。現場での組み立て作業は外注業者が行いますが、作業の安全や順番、ゼネコンの希望通りに行っているかなど、一切の施工管理を行う現場監督です。